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客室扉のステップの再考

銅線を素材に自作したステップを旧客車両の乗降扉に取り付けてきましたが、接着面が小さいせいでしっかりとした接着が出来ていません。。。
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現状は軽くL字状に曲げた銅線をつぶして車体の下側にスーパーXを使って接着しています。ある程度、接着剤を多めに盛っていれば、硬化すると指でつつく程度ではユラユラするもののとれることはないのですが、見栄えは悪い。少ないと少し力を入れて引っぱれば取れてしまいそうです。
接着直後は落ち着かず、時々様子をみてやらないとズレてあさっての方を向いていたり、外れかけていたりと、世話が焼けます。。。

そこで接着面を拡大させるために構造改革を。
曲げの回数を1回増やしてクランク状にしてみます。
客室扉のステップの再考_d0147534_8393989.jpg
クランクの幅はアルミアングルの1mmの厚みを利用。挟んだ状態でアルミを起こしてやります。
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扉の裏側まで回して接着するようにしてみました。
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これなら見えないところなので、こんもりと接着剤を盛っても大丈夫そうです。

試作品をステップがとれ気味のオハネフ12に取り付けて強度実験です。
客室扉のステップの再考_d0147534_8401076.jpg
2本の足が扉の裏側にピタッ!と張り付いてくれず調整に難儀しますが、接着強度は格段に向上して頑強になりました。今までだとステップを支点に立たすと、くた〜っとステップが広がってきていましたが、今度は大丈夫そうです。がっちりしてます。

この接着している足の上から「当て板」を貼付けるともっと頑強になりそうですが、そうすると床下パーツを削ったりと手間もかかりそうなので、とりあえず「2回曲げ扉裏接着」で様子を見てみます。
by miki6375st | 2009-02-04 08:48 | 10系
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