1枚の銅板から

0.2mm厚の銅板。これだけの大きさは必要ないのですが、切れ端として余っていたものです。
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これを半分に折って適当な大きさに切り出します。
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うちのC62-2のスノープロウははDD51の余りパーツを加工して代用していましたが、NHKのSL映像館やBSの鉄道番組をみているうちに、やっぱりこのままじゃちょっと・・・ということで、自作に挑戦してみます。

図面なしの現場合わせ工作。左右の対象は目測で。
折りシロを確保するためにまだまだ仕上り寸法よりもデカイのですが、だいたいの形になってきました。
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工作イメージを描いている時に一番のネックだったのは中央下部のとんがった先っぽの成形処理。裾が「<の字」に広がった形状は普通に折り曲げただけでは成形できない。
中央で分割した左右対称のパーツを接着する方法も考えましたが、微妙な傾斜や角度のあるモノをうまく合うように作ったりくっ付けたりするのはどうもツボりそうなニオイがプンプンするので、1枚成形工法で。
ネックだった裾の<の字曲げは、先っぽに切り込みを入れて双方を曲げて足らない部分は何かで埋めることで凌いでいきます。

曲げたい部分をプライヤーでつまんでL字スケールで曲げてニッパとヤスリで形を整えていくという作業です。
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先っぽの部分はハンダを盛ってヤスリで成形。
取り付け足もハンダ付け。
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裏側はこんな感じ。0.2mmの銅板は柔らかいので折り曲げ角度維持のためにハンダを盛って強度アップしています。舞台裏はちょっと不細工ですが。。。
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仮付けして雰囲気と線路とのクリアランスを確認してみます。
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金属製パーツなので、線路に接触するとショートの恐れがありますが、これぐらい空いていると大丈夫でしょうか???
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先台車との干渉もなさそうです。
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ミッチャクロンマルチ→サフ→GMの黒→半ツヤクリアと塗装工程を終えて完成。
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やっぱりコレがないとモノ足りませんね。
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by miki6375st | 2011-02-17 20:47 | 蒸気機関車 | Comments(4)
Commented by 動力車操縦者 at 2011-02-18 23:11 x
そうたさん、こんばんは
銅板を器用に上手く加工されましたねぇ~☆
とてもウチではマネできない技術力です!
製品のスノープラウよりシャープで重厚な仕上がりに見えます!!
レールに雪が降った情景はどのように製作されたのでしょうか??
コレをマネてウチでも再現してみたいです!
最後の画像は雪中を走行するC62の力強さが伝わってきます♪
Commented by LTDpegasus at 2011-02-18 23:28
カッチョイイ!!
私は一応、蒸気機関車は射程圏外なのですが、このスノープラウを見ただけで心が揺らいでしまいます。
塗装していても、金属の質感が伝わってきてリアルですね!
写真もおしゃれな風景とイキな加工が施してあってナイス!です。
Commented by そうた at 2011-02-28 20:42 x
動力車操縦者さん、ありがとうございます
初めての挑戦でしたが、意外とうまく出来たことに気を良くしているというか、私自身ビックリしてます ^ ^
雪の正体はティッシュです。線路の間は白っぽい厚紙を切ってはめ込んでます。舞台裏が見えてしまうとそうでもないんですが、トリミングしてみるとそれっぽく見えてくれました ^ ^
Commented by そうた at 2011-02-28 20:49 x
LTDpegasusさん、ありがとうございます
試作気味に作りはじめたのですが、第1号が意外にもシャープな仕上りになってくれたので採用となりました。機関車の顔の一部として男前化に一役買ってくれたようです。
やっぱ模型を生かすには情景ですね! 床上レイアウトではちょっとモノ足りませんね。。。早くなんとか・・・
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