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CRCの効用<その後のその後>

毎夜のごとくやっている潤滑剤CRCの効果や影響を検証する走行会。みやび鉄道の3系統のうち大外線に6-66、最内線に2-26を塗布して、それぞれ走らせる車両も振り分けて効果の違いを見ています。
1週間弱の検証では何ともいえない部分もありますが、使用感としては2-26は6-66に比べて効果の持続力がないようです。
CRCの接点復活剤としての効果がレールや車輪の通電状態を良くしたのではと狙いをつけて、より効果のありそうな2-26を試してみたんですが、6-66より効果が薄いということは潤滑剤の被膜の方が威力を発揮したということでしょうか???

ということで残り少なくなってきた6-66(今回の検証で使い切ったわけではなく、家で長いこと使ってきて残量の少ない状態でした)の補充に5-56スーパーを買ってきました。一般の5-56に比べてフッ素配合で5倍の持続力ということです。
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早速2-26を塗布していた最内線に試してみることに。効果は2-26よりもありそうで、しばらく走らせていてもちらつくことはないみたいです。というか、2-26を拭い取ろうとけっこうゴシゴシと線路を磨いたので、線路の表面がかなりイイ状態になったんじゃないでしょうか ^ ^ ;
これもまたしばらくは様子を見てみたいと思っています。

車輪のメンテですが、ボディに装着したまま歯ブラシでゴシゴシやると溶剤が飛び散ってボディ側面に油分がついてしまいます。塗装がどうこうということはないようで布で拭き取れば問題ないのですが、インレタやシールが貼りにくくなりそうなので、
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台車を外してブラシ掛けするようにしています。直接手で持ってしまうと手にもついてそれがボディについてしまうので、布の中でブラッシングして台車についた余分な溶剤はそのまま包んで軽く拭き取っています。
それと塗布しすぎると車軸受け金具の凹部分に溶剤が溜まって通電が悪くなるようですので、過ぎたるは及ばざるがごとしですね。スリップもしやすいですし。

そんな中、サブテレイン インクライン4%勾配を使って坂道走行の検証を。
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牽引車にもよるのでしょうが、DF50では2〜3両だと問題なく低速でも登ってきました。5両ぐらいだと低速では途中でスリップ。
勾配を緩めてやるともう少し登ってくるかもわかりませんね。

CRCの使用についてはtaka@さんのコメントにもありましたが、LOCO同様に貸レや人様のレイアウトで走行させる可能性のある車両には要注意!というかやめておいた方がいいでしょうね。

こんな工作を。材料はKATOの室内灯1個入りのケースをカットしたもの。機関車ケースの中敷スポンジ。1.2mmのプラ板を4枚重ねたもの。ワサフ8000もどき制作時に分解したコキフ10000の残骸。使い古したアルカリ電池。
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ひっくり返った状態ですが、出来たのがこちら。
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このように機関車に牽かせて線路を掃除してもらおうという思惑です。
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運用時には電池に布を巻いて使います。丸い電池は転がすというよりはジョイントなどで引っかからないようにという狙いで。

早速2周ほど回ってもらいました。
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期待以上にイイお仕事をしてくれたようです。これで私がいちいち線路の周りを拭いて回らなくてもよくなりそうです。
スケルトンでは味気ないので、色でもぬってやりますか!
by miki6375st | 2009-12-15 10:20 | 床上レイアウト
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